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COP15から、山東省の保全・ウィンウィンへの道を見る

Source：大衆網·海報ニュース 10-19-2021 15:08:27

国連締約国会議「生物多様性条約」の第15回会議（COP15）第1期間は10月11日～15日に雲南省昆明で開催された。山東省は、国連が「生態文明」をテーマとして開催したこの世界会議で、イエローリバーデルタ、泰山、崑崙山、南四湖、贝壳堤島、蒙山、ガチョウの郷である栄成という七箇所の重要区域の生物多様性保護成果をオンライン展示エリアの形で全世界に広報した。 

それは登場ショーであり、交流の場であり、厳粛な意思表現でもある。保護と発展を如何に両立させるのか? 山東省は、沿海部にある経済規模の大きい省として、生物多様性の保全と社会的および経済的に協調した開発を実現するための解決策を模索してきた。

良好な生態環境は、持続可能な経済的および社会的発展のための重要な条件である。良い生態環境がなければ、人間の発展を語るには無理があることを歴史から学んだ。中国は、「生物多様性条約」の第一陣の締結国として、生物多様性の保全と回復を積極的に推進してきた。特に中国共産党第18回全国大会以来、中国はエコ文明建設を「五位一体」の重要な一部として推進しており、エコ態文明の概念はますます普及している。生態保全のレッドラインを描き、政策と規制を整備し、エコ環境の質を改善し、国家公園システムを確立し、長江流域で10年間禁漁を実施し、監督と法執行を継続的に強化し、国際条約を積極的に履行する... 社会全体の生物多様性保全に対する意識を高め、参加率が上昇し、生物多様性の低下動向を基本的に抑制し、エコシステムの安定性を大幅に高めていた。

山東省は、一連の強力な政策と措置を取り、生物多様性の保全を非常に重要視しており、黄河デルタ、崑崙山、長島、南四湖など著しい保全成果を遂げた多くの代表的な地域が出現している。 現在、黄河デルタ国立自然保護区は、世界最大のコウノトリ繁殖地、世界2番目のハシグロカモメ繁殖地として認められ、崑崙山国家レベル自然保護区で記録されている動植物種類は2234種から2429種に増加され、胶東の絶滅危惧種バッジャー数は着実に増加している。野生のシカの姿は野外監視において再度発見されていた。

良好な生態環境は、自然の富だけでなく、経済的および社会的発展の可能性とスタミナに左右する経済的富でもあります。この会議で、生態環境部は、第5陣国家エコ文明建設模範区と、「緑水青山は金山銀山である」の実践イノベーション拠点を発表した。 山東省の八箇所は国家エコ文明建設模範区と、二箇所は「緑水青山は金山銀山である」の実践イノベーション拠点と命名され、数は全国2位を占めている。 蒙陰県は「緑水青山は金山銀山である」実践・革新拠点と国家エコ文明建設模範県の二称号を持つ県として、現地でエコ振興により農村振興を推進し、民衆が恩恵を享受する発展の道をフォーラムにおいて発表した。 「美しい資源」を「美しい経済」に転換した山東省は特定の実務において多くの経験を蓄積しており、グリーンGDPにより県の包括的な競争力を強化している。

山東省が長年にわたってエコ優先、グリーン発展に取り込むことにより上記の成果を遂げており、山東省の経済・社会発展に活力を注入されている。 しかし、全世界生物種の絶滅加速、生物多様性の喪失と生態系の劣化が続くという現状では、山東の生物多様性の保全と回復に関する全体的な状態は依然として厳しいという事実にも向き合わなくてはいられない。 

生態系保全と経済発展の間に矛盾はない。両者の協調的な推進のバランスをとるには、グリーン開発の概念を活用することにより、経済と社会のグリーン変革を推進し、緑水青山と金山銀山を建設しなければならない。関連部門は、エコ環境保護・監督を強化している一方で、企業や事業体が生物多様性保全の宣伝と教育、コンサルティングサービス、違法監督と法律援助などをプロジェクトへの資金提供、政府による事業体からサービスの購入などにより推進することもできる。生態環境を保護し、生物多様性を保全する強力なシナジーを形成している。