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今年の初めから、黄河沿いの9都市に16企業は新規上場

Source:大衆網·海報新聞 12-29-2021 09:55:40

12月28日、山東省政府新聞弁公室が記者会見を行い、山東省地方金融監督管理局副局長の李坤道氏が、環境優遇型産業と黄河流域生態系保護および質の高い開発を支援するために取り組んでいたことについて述べていました。

金融は現代経済の中核として、要素資源の配分を最適化し、経済のグリーン化を導き、促進する上でますます重要な役割を果たしています。山東省の地方金融監督及び管理局は、環境優遇型産業と黄河流域生態系保護および質の高い開発を支援するために、金融指導の質と有効性を継続的に改善し、企業の上場を積極的に推進し、地域の金融改革を深め、金融シンクタンクの役割を果たしました。

今年の初めから、省、市、県の3レベルの金融指導システムを健全化し、金融指導評価、階層管理、オンラインドッキングを改善することにより、金融指導の質と有効性が明らかに向上しました。環境優遇型産業を支援するという面で、山東省地方金融監督管理局は、省生態環境庁と協力して、要請のある環境優遇型企業を3,435社から金融指導対象として選出していました。これまでに金融指導対象として選出された環境優遇型企業は991社あり、105社のために19億8900万元のローンを提供しました。

黄河流域の生態保護と質の高い開発を支援するという面で、11月末現在まで、黄河沿いの9都市の中に合計27,405社が金融指導対象として選ばれ、10481社のために2497億8400万のローンを提供されました。同時に、金融指導システムと組み合わせ、「金融スチュワードシップ」のパイロットプロジェクトが黄河沿いの9つの都市の9つの団地と12の町で実施され、基層市場に多様な金融サービスを提供されていました。

また、山東省の地方金融監督及び管理局は、定常化された上場支援サービスメカニズムをさらに整備し、2,200社からなる予備データベースを確立し、503社の主要な予備企業を選出してターゲットを絞った育成を実施し、その中で黄河沿い9都市の予備企業が239社に達しました。今年に入ってから上場の歩は明らかに加速し、黄河沿いの9都市に16社が新規上場し、昨年より6社増加しました。また、上場企業の産業分布も全体的な質も前向きな変化を遂げました。

地域金融改革の面で、山東省の地方金融監督および管理部門は、山東省・威海市が国家レベルのグリーン金融改革およびイノベーションパイロットゾーンを自主的につくることを支援しています。山東省向けの第一段階の再融資(2件、計9,700万元)による炭素排出削減ガイダンスプロジェクトが威海市に無事に投じられ、山東省初の海洋炭素排出クレジットと林業炭素排出クレジット収益権担保融資を発行しました。第一~第三の四半期に、威海市のグリーンローン残高は352億1000万元に達し、前年比で48.4%増加しました。済南市は黄河流域の重要なノード都市として、最近、中国初の科学技術による金融改革パイロットゾーンを設立することを国務院によって承認されました。これは金融による科学技術イノベーションとグリーン発展を牽引することに非常に意義があります。同時に、山東省地方金融監督および管理部門は、東営、浜州などが黄河流域生態保護と質の高い開発をめぐってパイロットプロジェクトを実施することを支援します。

また、山東省の地方金融監督及び管理部門は、グリーン金融研究院の設立を推し進め、金融による生態農業の質の高い発展、生態製品の価値の実現、高炭素産業のグリーン化、黄河の下流水資源の有効利用などをめぐって、課題検討を実施し、政府と企業の意思決定のためのコンサルティングサービスを提供しています。中国農業銀行などがグリーンファイナンス分野で模索し、「クレジット+投資+債券引受」の統合グリーン金融サービスシステムを構築することを支援しています。関連部門と協力して、全省の「トップ10」産業のキープロジェクトデータベースから516社をグリーンプロジェクトとして選定され、金融機関のターゲットを絞った扶助を指導されています。