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山東日照、緑茶産業が「茶荘時代」を切り開く

Source：大衆網・ポスターニュース 04-24-2025 09:00:00

山東省日照市の緑茶産業はこのほど、マイルストーンとなる節目の瞬間を迎えた。厳正な審査を通過し、第1陣として選ばれた茶関連企業12社が認定され、「日照緑茶茶荘」への昇格に成功した。これは日照市がフランスのワイン農園モデルを参考にした「茶荘経済」の革新的な実践が、本格的に始動したことを意味する。

「日照緑茶茶荘」に入選する資格を得るための選定基準は極めて厳格である。参入要件として、茶企業の自社茶園面積が150ムー以上であること、土壌の有機質含有量が20g/kg以上であること、茶園の林木被覆率が70%以上であることが求められる。さらに、越冬防護技術として茶林の合理的な間作が必須であり、茶葉品質についてはアミノ酸含有量は4%以上であることに加え、緑色食品（グリーン食品）以上の認証及びQS品質安全体系認証の取得が義務付けられる。グリーン防除技術では「春虫秋防（春の害虫を秋から予防する）」技術を採用し、生産工程全体の可視化とトレーサビリティを実現しなければならない。

日照は中国の高緯度地区で面積が最も大きい良質茶生産区で、全市の面積・生産量・生産額はいずれも山東省のトップとなっている。今回の「日照緑茶茶荘」の認定と推進は、日照緑茶産業のブランド影響力と市場競争力の向上が見込まれる。