全国初の港湾グリーン水素「製造・輸送・貯蔵・加工・利用」一体化事業が実施開始

Source：大衆網・ポスターニュース 07-29-2025 09:00:00

全国初の港湾グリーン水素「製造・輸送・貯蔵・加工・利用」一体化モデル事業がこのほど、山東港渤海湾港濰坊港エリアで稼働し、全国の港湾エネルギー構造転換に複製可能な技術ルートを提供した。

紹介によると、同事業は港エリアの6.7MW風力発電設備4台を頼りに、500kg/12hの水素ステーションと、200Nm³/hの電解水による水素製造ステーションをそれぞれ1ヵ所建設する。水素ステーションは定常的に300kgの圧縮水素を蓄積でき、港エリアの水素燃料電池大型トラック10台の毎日水素需要を効果的に満たすことができる。渤海湾港は港湾水素エネルギー適用の革新モデルを積極的に模索し、風力発電の「廃電」を水素エネルギーに転換し、毎年500万キロワット時のグリーン電力を消費でき、水素製造に必要な電力コストを165万元余り効果的に削減することができる。