山東省、4つの銅産業クラスターを構築へ

Source：大衆網・ポスターニュース 12-17-2025 09:00:00

山東省工業情報化庁など9部門はこのほど『山東省銅産業の質の高い発展行動計画（2025～2027年）』を共同発表した。2027年までに銅産業の総生産額を2000億元以上に拡大し、山東省を世界競争力のある銅製錬拠点、国内トップクラスのハイエンド銅材料の新素材研究開発イノベーションの発信地、ならびに銅材料応用モデルの先進地へと発展させることを目指す。

山東省は、産業基盤が強固で集積度が高く、発展の原動力が強い主要都市や地域に焦点を当て、専門的な分業協力ネットワークの整備や産業チェーンの関連支援機能の強化を通じて、産業クラスターの拡大を促進する。具体的には、東営市の「協同製錬＋銅系新素材」、聊城市の「銅鉱石製錬＋ハイエンド箔材料の高度加工」、煙台市の「副生銅製錬＋特殊棒材・線材の高度加工」、臨沂市の「再生銅製錬＋都市鉱産資源」など、4つの主要な銅産業クラスターの構築に注力し、省全体の銅産業をハイエンド化・差別化へと推進する。